透析療法ネクストXVII

編集：秋葉　　隆，秋澤　忠男

ISBNコード：978-4-86517-064-1

発行年月日：2014年6月15日

サイズ・頁数：A4判・138頁

[商品説明]シリーズ第17弾！
透析患者におけるカルニチン療法について、その意義と可能性を網羅的に解説しました。
カルニチン療法を実施する際には、是非本書を活用ください。

[目次]

1. カルニチン療法の歴史的背景
2. 二次性カルニチン欠乏
3. L 体カルニチンの効能・効果改訂と今後の課題

1. はじめに

1. 血液透析患者における酸化ストレスとカルニチン欠乏
2. 血液透析患者におけるAGEs 蓄積と動脈硬化
3. L -カルニチン補充療法が組織AGEs レベル，酸化ストレスに与える影響について

1. まとめ

1. はじめに

1. 透析患者におけるカルニチン欠乏と貧血
2. HD 患者の貧血に対するL-カルニチン補充療法
3. ESA 治療低反応性におけるカルニチン欠乏
4. L-カルニチン補充療法における問題点

1. おわりに

1. はじめに

1. 血中カルニチン濃度
2. 至適経口エルカルチン®投与量
3. 当院の貧血管理
4. 体液管理の貧血に対する効果
5. 活性型V-D3 の貧血に対する効果
6. エルカルチン®の貧血に対する効果（経口剤1 日300mg 投与）
7. エルカルチン®と亜鉛製剤併用による貧血に対する効果
8. エルカルチン®の経口剤と静注剤の比較
9. 当院における腎性貧血の診断・治療アルゴリズム

1. おわりに

1. はじめに

1. 骨格筋の生理
2. 透析患者におけるカルニチン濃度
3. 透析患者における透析関連筋肉症状
4. 透析関連筋肉症状に対するカルニチンの効果

1. まとめ

1. はじめに

1. レボカルニチン静注剤の筋肉症状に対する有用性
2. チーム医療の取り組み（血液透析患者の筋症状アンケート調査を踏まえて）

1. おわりに

1. はじめに

1. 透析患者の疲労度の実態
2. 血液透析患者の疲労と心血管イベントの関連
3. 透析患者の疲労にかかわる因子

1. 最後に

1. 透析患者では，組織内カルニチンは、欠乏しているか？
2. 慢性血液透析患者では，なぜカルニチン欠乏が生じるのか？
3. カルニチン欠乏は，心機能・筋肉に影響を与えるか？
4. カルニチン補充により，心機能・透析低血圧は改善するか？

1. はじめに

1. 透析患者では心臓突然死が多い
2. 心臓突然死をきたした透析患者の心病変の特徴
3. 透析患者の心筋エネルギー代謝について
4. 透析患者ではカルニチンは欠乏する
5. 透析患者へのカルニチン補充は心機能を改善するか

1. おわりに

1. はじめに

1. HFpEF の疫学
2. HFpEF の病態
3. HFpEF の治療に関する現段階でのエビデンス
4. HFpEF におけるカルニチンの効果
5. カルニチンの経口投与における留意点・問題点

1. まとめ

1. はじめに

1. カルニチンの働き
2. 小児におけるカルニチン
3. 小児におけるカルニチンの正常値
4. なぜ小児腹膜透析患児は低カルニチン血症になるか
5. 慢性腎不全児のカルニチン欠乏症状
6. 慢性腎不全患児におけるカルニチン投与
7. カルニチンの新しい知見

1. まとめ

1. はじめに

1. カルニチンの透析による除去量
2. 透析によるカルニチンの除去率
3. レボカルニチン投与患者と非投与患者のカルニチンプロファイルについて

1. 最後に

1. はじめに

1. L-carnitine のSymptomatic Hypotension に対する検討
2. L-carnitine 長期服用症例の提示
3. L-carnitine 投与の意義に関するsystematic review
4. 透析症例に対するL-carnitine 補充療法の可能性

1. 今後の課題

1. はじめに
2. 黎明期の透析治療の導入の実態
3. わが国における黎明期の透析導入
4. 1972 年の導入基準
5. 1991 年の導入基準案
6. CKD による導入時期の問題
7. 早期導入の是非
8. CKD 診療ガイドライン2013
9. 透析導入の見送り，透析の中止
10. おわりに