透析療法ネクストXV

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編集:秋葉  隆,秋澤 忠男

ISBNコード:978-4-86517-016-0

発行年月日:2013年7月1日

サイズ・頁数:A4判・124頁


[商品説明]シリーズ第15弾!
特集は「CKD-MBD治療の最前線」です。

[目次]

■座談会
■高リン血症治療におけるポリマー製剤の果たす役割
司   会:秋澤 忠男
討論者:田原 英樹,藤井 秀毅,風間順一郎
■特集 透析患者のCKD-MBD 治療最前線
■JSDT ガイドラインについて  横山啓太郎
  1. はじめに
  1. 動向
  2. 透析患者のCKD-MBD 管理における基本事項
  3. 血清P、Ca 濃度の管理
  4. 副甲状腺機能の評価と管理
  5. 栄養状態の評価
  1. おわりに
■透析患者における血管石灰化  溝渕 正英,小林 直人,秋澤 忠男
  1. はじめに
  1. 血管石灰化病変
  2. 血管石灰化の分子メカニズム
  3. 血管石灰化の診断
  4. 血管石灰化に関する最近のトピック
  1. おわりに
■血管石灰化と心血管合併症  辻本 吉広,庄司 哲雄
  1. はじめに
  1. 透析患者の血管石灰化
  2. 血管石灰化の評価方法
  3. 血管石灰化に影響する因子
  4. 血管石灰化が心血管系疾患に影響する機序
  5. 血管石灰化と予後・心血管合併症
  6. 血管石灰化の予防・治療
  1. まとめ
■高リン血症治療薬の果たす役割  徳本 正憲
  1. はじめに
  1. CKD における血清P 濃度の調節
  2. CKD-MBD におけるP の重要性
  3. 透析患者における蛋白およびP 摂取と生命予後の関係
  4. 維持透析患者における高P 血症治療薬の必要性
  5. 高P 血症治療薬
  6. P 吸着薬の骨に対する効果
  7. P 吸着薬の血管石灰化に対する効果
  8. P 吸着薬のFGF23 に対する効果
  9. P 吸着薬の生命予後に対する効果
  1. おわりに
■病診連携・院内連携(メディカルスタッフの果たす役割)  安藤 亮一,原  純也
  1. はじめに
  1. 病診連携
  2. CKD-MBD におけるP の重要性
  3. 院内連携(メディカルスタッフの果たす役割)
  1. おわりに
■新規高リン血症治療薬ビキサロマー(キックリン®カプセル)の薬理学的特性  角田 裕俊,谷口 圭一,戸村 裕一,加来 聖司,内田  渡
  1. はじめに
  1. リン酸吸着特性
  2. 消化物中でのリン酸吸着
  3. 尿中リン排泄および糞中リン排泄に対する作用
  4. アデニン誘発CKD ラットモデルに対する作用
  5. 膨潤特性
  1. おわりに
■ビキサロマー:臨床開発試験成績  秋澤 忠男,大沼 聖子
  1. はじめに
  1. 臨床開発の目標
  2. 本剤の腸管からの非吸収性の確認
  3. 第2 相試験
  4. 第3 相比較試験
  5. 長期投与試験
  6. 腹膜透析患者に対する一般臨床試験
  7. 臨床試験における副作用と使用上の注意
  1. おわりに
■実臨床におけるビキサロマー使用経験─塩酸セベラマーからの同用量切り替え─  栗原  怜,石原  力,葉山 修陽,鈴木 裕子
  1. はじめに
  1. 方法
  2. 結果
  3. 考察
  1. おわりに
■ビキサロマーの効果的な使い方  谷口 正智
  1. はじめに
  1. CKD-MBD ガイドラインにおけるP 管理の重要性
  2. 『9 分割図』を用いたP コントロール
  3. さまざまなP 低下薬の特徴
  4. ビキサロマーの効果的な投与法
  1. おわりに
■血液透析患者へのビキサロマー(キックリン®)の使用経験  下畑  誉,小林 正貴
  1. はじめに
  1. 対象と方法
  2. 結果
  3. 考察
  1. おわりに
■当院における高リン血症治療薬ビキサロマーと塩酸セベラマーとの比較検討  元  志宏,斉藤加奈子,野辺香奈子,池田 直史
  1. はじめに
  1. ビキサロマーと塩酸セベラマーとの比較検討
  2. GSRS(Gastrointestinal Symptom Rating Scale)
  1. まとめ
■ビキサロマーへの今後の期待  秋葉  隆
  1. はじめに
  1. リンが高値を取ると不都合な点
  2. 透析患者の血清リン濃度をコントロールする方法
  3. リン吸着薬への今後の期待
■透析療法の歴史(15)─透析液清浄化の意義とその変遷─  北岡 建樹
  1. はじめに
  2. 透析液汚染の影響
  3. 透析液の汚染とは
  4. 透析液清浄化の必要性
  5. 透析液清浄化の水質基準の変遷