透析療法ネクスト VI
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編集:秋葉 隆,秋澤 忠男
ISBNコード:978-4-87151-343-2
発行年月日:2007年6月1日
サイズ・頁数:A4判・125頁
[商品説明]慢性透析療法とガイドラインに関する現在過去未来
[目次]
■座談会『CKD‐MBD』
司 会:秋澤 忠男討論者:塚本 雄介,平方 秀樹,深川 雅史
■特集『慢性透析療法とガイドライン』
■副甲状腺機能亢進症ガイドラインの適応と考え方 深川 雅史
- 全身疾患としてのCKD‐MBD
- 生命予後を重視したガイドラインの作成
- 日本のガイドラインの重要ポイント
- ガイドラインの運用と問題点
- おわりに
■副甲状腺機能亢進症ガイドライン―Ca、Pのコントロール― 横山啓太郎
- 慢性腎臓病患者における骨ミネラル代謝異常の新しい概念へのパラダイムシフト
- ガイドラインとは何か?
- 透析患者の生命予後への血清P、血清Ca、血清PTH値の寄与度
- 血清P、Ca値の管理目標値とその根拠
- ガイドラインがもたらすP,CaおよびPTHの管理の変化
- 今後の問題点
- おわりに
■副甲状腺機能亢進症ガイドライン―副甲状腺ホルモンのコントロール― 風間順一郎
- はじめに
- 慢性腎不全と副甲状腺機能の異常
- 副甲状腺機能の評価
- 二次性副甲状腺機能亢進症に対する内科治療
- おわりに
■副甲状腺機能亢進症ガイドライン―副甲状腺インターベンション― 冨永 芳博
- はじめに
- ガイドラインの基本的姿勢
- 副甲状腺インターベンションの適応
- 副甲状腺摘出術と経皮的エタノール注入療法の選択
- 術前画像診断
- 術式の選択
- 副甲状腺摘出後のカルシウム補充療法
- おわりに
■腎性貧血ガイドラインの概要 西 慎一,下条 文武
- はじめに
- 貧血の定義
- rHuEPO療法の投与開始基準と目標Hb値(Ht値)
- 鉄状態の診断と治療
- rHuEPOの投与法―投与経路、投与量―
- EPO抵抗性(低反応性)
- 腎不全患者への輸血
- rHuEPOの副作用と随伴症状
- 今後の課題
■小児腎性貧血治療ガイドラインの現状 服部 元史,小松 康宏
- はじめに
- 小児でガイドライン作成が困難な理由
- 小児腎性貧血ガイドラインに関する国際的な動向
- KDOQI2006の概要と特色
- 小児腎性貧血治療におけるKDOQI2006の基本的なコンセプト
- KDOQI2006の小児セクションで成人と異なる事項
- 目標Hb値設定の根拠となるエビデンス
- rHuEPO投与法(投与量、投与回数、投与経路)
- 日本透析医学会による小児のガイドライン作成の現況
- おわりに
■腎性貧血治療ガイドラインCAPD案について
―腹膜透析患者のヘモグロビン目標値は?― 中山 昌明,寺脇 博之
―腹膜透析患者のヘモグロビン目標値は?― 中山 昌明,寺脇 博之
- はじめに
- 透析患者における推奨Hb値の根拠
- PD患者の貧血の特徴:PDとHDとの違い
- PD患者の貧血を解釈する際の問題点
- PD患者の貧血と予後の研究
- PD患者の貧血目標値は?
- 心血管合併症予防
- 残腎機能保持
- PD治療継続率
- おわりに
■保存期慢性腎不全患者の腎性貧血ガイドラインをどの様に考えるか? 椿原 美治
- はじめに
- HD患者とCRF患者の相違
- 腎性貧血の定義は?
- 目標Hb値をどう考えるか?
- 鉄剤の投与方法は?
- おわりに
■透析量ガイドラインのあり方 中井 滋,比企 能之,杉山 敏
- はじめに
- 透析量の評価指標
- 透析量と予後
- 至適透析量以上のKt/Vは予後を改善するか?
- 透析時間と予後
- 尿素クリアランスと予後
- 中分子量以上の物質除去と予後
- おわりに
■循環器合併症ガイドラインのあり方 杉本徳一郎
- はじめに
- 循環器合併症のガイドライン
- 慢性透析患者の循環器合併症
- 閉塞性動脈硬化症
- 脳血管障害
- 慢性腎臓病と循環器合併症
■糖尿病合併症ガイドラインのあり方 岡田 知也,中尾 俊之
- はじめに
- 診療ガイドラインの適用にあたって
- リスク因子に関するガイドライン
- 合併症診療に関するガイドライン
- おわりに
■透析療法の歴史(6)―透析液の変遷― 北岡 建樹
はじめに 透析療法の黎明期の透析液
わが国の1960年代(黎明期)の透析液
1969~1970年頃の透析液―酢酸型透析液の登場―
1970年代後半の透析液
1980年代前半の透析液
1980年代の後半以降の透析液
粉末型透析液の実用化
その他の透析液、補充液
おわりに