乳癌のホルモン療法11 再発・進行乳癌の治療
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著者:野村 雍夫
ISBNコード:978-4-87151-367-8
発行年月日:2010年6月24日
サイズ・頁数:B5判・262頁
[商品説明]臨床医、研究者必携!!
―乳癌のホルモン療法の歴史から最新知見までを網羅-
「110年以上の歴史をもつ乳癌のホルモン療法を、できるだけ広範な基礎的、臨床的な範疇にわたり包括的に網羅しようと試みた。・・・(中略)・・・ERシグナル伝達経路と増殖因子シグナル伝達経路との相互作用が乳癌の増殖を制御するという証拠が蓄積され、これらに対する総合的な干渉が将来の新しいホルモン療法となる可能性が出てきたと考えられる。」(第1巻序文より)
[目次]
I.乳癌の自然史と治癒
- 乳癌は治癒するか?
- 再発・死亡のハザード関数
- 指数関数またはGompertz関数モデル
- dormancy hypothesis
II.乳癌の再発・転移
- 乳癌転移のメカニズム
- 乳癌の再発パターンと再発後生存期間
- 再発・進行乳癌患者の予後因子と効果予測因子
III.再発・進行乳癌の治療効果と生存期間に及ぼす影響
- 治療効果の判定基準
- 治療効果と生存期間の相関性の推測
- 再発・進行乳癌に対する治療のエンドポイント
- 治療効果の質と生存期間
IV.再発・進行乳癌の治療方針
- 再発・進行乳癌の治療法の決定の助けとなる情報
- 再発・進行乳癌の治療選択
- ホルモン療法の選択
- 化学療法
- 再発・進行乳癌患者に対する治療法の選択
V.特殊転移部位乳癌の性格と治療
- 脳転移
- 肺転移
- 肝転移
- 骨転移