乳癌のホルモン療法8 複合ホルモン療法と化学・ホルモン療法―およびシグナル伝達経路阻害剤との併用―

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著者:野村 雍夫

ISBNコード:978-4-87151-366-1

発行年月日:2010年6月24日

サイズ・頁数:B5判・248頁


[商品説明]臨床医、研究者必携!!
―乳癌のホルモン療法の歴史から最新知見までを網羅-
「110年以上の歴史をもつ乳癌のホルモン療法を、できるだけ広範な基礎的、臨床的な範疇にわたり包括的に網羅しようと試みた。・・・(中略)・・・ERシグナル伝達経路と増殖因子シグナル伝達経路との相互作用が乳癌の増殖を制御するという証拠が蓄積され、これらに対する総合的な干渉が将来の新しいホルモン療法となる可能性が出てきたと考えられる。」(第1巻序文より)

[目次]

I.複合ホルモン療法
  1. 複合ホルモン療法の歴史的展開
  2. 閉経前再発・進行乳癌患者に対する複合ホルモン療法
  3. 閉経前乳癌患者に対する術後補助療法としての複合ホルモン療法
  4. 閉経後再発・進行乳癌患者に対する複合ホルモン療法
  5. 閉経後乳癌患者に対する術後補助療法としての複合ホルモン療法
II.化学・ホルモン療法
  1. 化学療法とホルモン療法の併用効果のメカニズム
  2. ホルモン療法と化学療法の拮抗作用と相乗効果
  3. 閉経前の再発・進行乳癌患者に対する化学・ホルモン療法
  4. 閉経前乳癌患者に対する術後補助療法としての化学・ホルモン療法
  5. 閉経後の再発・進行乳癌患者に対する化学・ホルモン療法
  6. 閉経後再発・進行乳癌患者に対するホルモン療法と化学療法の選択
  7. 閉経後乳癌患者に対する術後補助療法としての化学・ホルモン療法
  8. 術後照射とTAM の併用
  9. ER 陰性乳癌患者に対する術後補助化学療法の効果
  10. 化学・ホルモン療法の有害事象とQOL
  11. 術前化学・ホルモン療法
III.シグナル伝達経路阻害剤(STI)とホルモン療法または化学療法との併用
  1. EGFR/erbB-2シグナル伝達経路
  2. erbB-2シグナル伝達経路の阻害
  3. EGFRシグナル伝達経路の阻害
  4. erbB-2およびEGFRシグナル伝達経路の二重の阻害
  5. 血管新生と抗VEGF抗体のbevacizumab
  6. その他のSTI
  7. 乳癌患者に対するSTI単独の臨床効果
  8. 複数のSTIの併用
  9. erbB-2 陰性乳癌に対するSTIの効果
  10. STIと化学療法の併用
  11. STIとホルモン療法の併用