乳癌のホルモン療法1 ホルモン療法の歴史とホルモン依存性

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著者:野村 雍夫

ISBNコード:978-4-87151-344-1

発行年月日:2007年8月29日

サイズ・頁数:B5判・62頁


[商品説明]臨床医、研究者必携!!
―乳癌のホルモン療法の歴史から最新知見までを網羅-
「110年以上の歴史をもつ乳癌のホルモン療法を、できるだけ広範な基礎的、臨床的な範疇にわたり包括的に網羅しようと試みた。・・・(中略)・・・ERシグナル伝達経路と増殖因子シグナル伝達経路との相互作用が乳癌の増殖を制御するという証拠が蓄積され、これらに対する総合的な干渉が将来の新しいホルモン療法となる可能性が出てきたと考えられる。」(第1巻序文より)

[目次]

I.ホルモン療法の歴史
  1. ホルモン療法の黎明期
  2. 卵巣摘出術
  3. 副腎摘出術と下垂体摘出術
  4. アンドロゲン剤
  5. エストロゲン剤
  6. プロゲステロン剤
  7. コルチコステロイド
  8. 抗プロラクチン剤
  9. その他の抗ホルモン剤
  10. その後のホルモン療法
  11. 男性乳癌に対するホルモン療法
II.ホルモン依存性の研究史 ―エストロゲンレセプターの発見まで―
  1. 臨床病理学的方法
  2. ホルモン測定
  3. 乳癌組織の標準エストロゲン取り込み
  4. ホルモン依存性のin vitroモデル
  5. ホルモン依存性のin vivoモデル