乳癌のホルモン療法2 正常乳腺のホルモン調節

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著者:野村 雍夫

ISBNコード:978-4-87151-352-4

発行年月日:2008年9月21日

サイズ・頁数:B5判・93頁


[商品説明]臨床医、研究者必携!!
―乳癌のホルモン療法の歴史から最新知見までを網羅-
「110年以上の歴史をもつ乳癌のホルモン療法を、できるだけ広範な基礎的、臨床的な範疇にわたり包括的に網羅しようと試みた。・・・(中略)・・・ERシグナル伝達経路と増殖因子シグナル伝達経路との相互作用が乳癌の増殖を制御するという証拠が蓄積され、これらに対する総合的な干渉が将来の新しいホルモン療法となる可能性が出てきたと考えられる。」(第1巻序文より)

[目次]

I.下垂体ホルモン
  1. ゴナドトロピン
  2. プロラクチン
  3. 生殖と性機能の神経内分泌的調節
II.卵巣ホルモン
  1. 卵巣で合成,分泌されるステロイドホルモン
  2. ステロイドホルモン生合成の制御
  3. 月経周期
  4. 閉経後の卵巣
III.副腎ホルモン
  1. ステロイドの化学構造
  2. 副腎におけるステロイドホルモンの生合成
  3. 副腎性アンドロゲンの分泌と調節
IV.末梢組織におけるエストロゲンの生成と代謝
  1. エストロゲンの内分泌腺外産生
  2. aromatase
  3. 17β-hydroxysteroid dehydrogenase(17β-HSD)
  4. estrogen sulfotransferaseとestrone sulfatase
  5. エストロゲンの酸化性代謝
V.正常乳腺に対するホルモン調節
  1. 乳腺の構造と機能
  2. 乳腺におけるホルモンの協調的作用