乳癌のホルモン療法4 抗エストロゲン剤(SERM)

¥9,680
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著者:野村 雍夫

ISBNコード:978-4-87151-353-1

発行年月日:2008年9月21日

サイズ・頁数:B5判・491頁


[商品説明]臨床医、研究者必携!!
―乳癌のホルモン療法の歴史から最新知見までを網羅-
「110年以上の歴史をもつ乳癌のホルモン療法を、できるだけ広範な基礎的、臨床的な範疇にわたり包括的に網羅しようと試みた。・・・(中略)・・・ERシグナル伝達経路と増殖因子シグナル伝達経路との相互作用が乳癌の増殖を制御するという証拠が蓄積され、これらに対する総合的な干渉が将来の新しいホルモン療法となる可能性が出てきたと考えられる。」(第1巻序文より)

[目次]

I.抗エストロゲン剤(SERM)の作用機序 作用機序の複雑さ
  1. 細胞周期進展の阻害
  2. ERを介する作用
  3. 遺伝子転写の阻害
  4. ERの亜型および変異型とAEBS
  5. エストロゲンアゴニスト/アンタゴニスト効果
  6. ERおよびPgR発現への効果
  7. 血漿ホルモンレベルに対する効果
  8. in vivoにおける抗腫瘍効果
  9. 増殖因子の調節
  10. 癌遺伝子の調節
  11. その他の作用機序
II.抗エストロゲン剤(SERM)の歴史的展開
  1. TAM以前とTAMの登場
  2. TAM以後
III.抗エストロゲン剤(SERM)の臨床
  1. tamoxifen
  2. toremifene
IV.乳癌のSERM耐性
  1. 臨床的SERM耐性
  2. 乳癌のSERM耐性獲得
  3. SERM耐性乳癌への対応
V.新しいSERM
  1. raloxifene
  2. その他の次世代SERM
  3. pure antiestrogen