エンドトキシン研究 10 基礎と臨床の最新知見

¥4,400
¥4,400
SOLD OUT
 
税込

編集:日本エンドトキシン研究会

ISBNコード:978-4-87151-347-0

発行年月日:2007年10月31日

サイズ・頁数:B5判・144頁


[商品説明]2006年11月16日(木)、17日(金)に東京大学山上会館で行われた、第12回日本エンドトキシン研究会の講演内容をまとめた1冊です。このシリーズは、エンドトキシン研究会に所属している研究者の功績を掲載してきた貴重な書籍です。

[目次]

第1章 シンポジウム1「Endotoxinと生体反応 ―基礎―」
  1. LPSによるマクロファージ遊走活性におけるプロスタグランジンの役割
      堀  正敏 他
  2. 感染ストレス条件下におけるグルココルチコイドの生殖機能維持機構について
      松脇 貴志 他
第2章 シンポジウム2「Endotoxinと生体反応 ―臨床―」
  1. 低エンドトキシン活性を示すHelicobacter pyloriリポ多糖の炎症反応惹起機構
      横田 伸一 他
  2. 新しい細菌性トリアシル型リポペプチド構造類緑化合物の宿主細胞活性化機構
      朝井 康行 他
  3. 急性肝障害ラットにおける肝内Toll-like receptor 4発言に関する検討
      北澤 利幸 他
第3章 平成18年度日本エンドトキシン研究会奨励賞受賞講演
  1. エンドトキシンに関連する全身炎症反応,血管内皮傷害,凝固・線溶異常の保護的分子の研究
      井上健一郎
  2. Sepsisにおける内因性TLR ligandを介した臓器障害
      辻本 広起 他
第4章 一般演題
  1. 血液製剤の発熱性物質管理
      山本 明彦
  2. エンドトキシンと自律神経系
      黒木 雄一 他
  3. 全身性炎症反応における呼気中一酸化炭素(CO)濃度の上昇
      高橋  徹 他
  4. Fasによる血管内皮細胞死とLPS,IFN-gammaによる増強効果について
      小出 直樹 他
  5. Metallothioneinはエンドトキシンによる全身炎症反応・血管内皮障害を保護する
      井上健一郎 他
  6. 麻疹ウイルス感染によるToll-like receptor情報伝達系の抑制とその意義
      横田 伸一 他
  7. Toll-like receptor 4細胞外ドメインにおけるLPS認識機構と炎症制御
      光澤 博昭 他
  8. MD-2認識とリポ多糖シグナル伝達におけるToll様受容体4N末端側Cys29およびCys40の重要性
      西谷 千明 他
  9. TLR会合分子PRAT4Aによる病原体認識調節機構
      高村(赤司)祥子 他
  10. 抗PR3抗体はPAR-2を介してヒト単球系細胞の各種TLR系およびNOD系発現を高めて自然免疫応答を増幅する
      上原亜希子 他
  11. IRAK-1過剰発現によるTRAF6蛋白のproteasome依存性の減少
      室井 正志 他
  12. MD-2非発現細胞における新しいLPS認識機構
      大西 貴弘 他
  13. TLR4強制発現細胞による血中エンドトキシン生物活性測定の試み
    (Lipopolysaccharide Biological Activity Assay(LBA))
      西田 正人 他
  14. エンドトキシンによる血管内皮細胞のアポトーシス誘導
      塩入 利一 他
  15. 糖尿病合併症としての動脈硬化におけるiNOSおよびCOX-2経路の関与 
    ―慢性感染症としての関連―
      高橋 裕二 他