透析療法ネクスト XI

¥2,860
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編集:秋葉  隆,秋澤 忠男

ISBNコード:978-4-87151-388-3

発行年月日:2011年7月1日

サイズ・頁数:A4判・120頁


[商品説明]これ1冊でバイオシミラーのすべてがわかる!

[目次]

■座談会
■『透析診療における新たな選択肢:バイオシミラーの可能性』
司   会:秋葉 隆
討論者:杉崎 弘章,山川 智之,毛利 善一
■特集『新しい腎性貧血治療薬─ EPO バイオシミラー』
■バイオシミラーとは 川崎 ナナ
  1. はじめに
  1. バイオ後続品とは
  2. バイオ後続品の承認要件(品質管理,非臨床試験・臨床試験)と,新有効成分含有医薬品及びジェネリック医薬品との相違点
  3. バイオ後続品の名称
  4. エポエチン アルファ後続品
  1. おわりに
■バイオシミラー医薬品の各国ガイドラインについて
 ─日本におけるバイオ後続品の位置付け及び海外との比較─ 石井 明子
  1. はじめに
  1. 各極におけるバイオシミラー医薬品の位置づけとガイドライン
  2. 各論
  3. バイオ後続品の評価 今後の課題
  1. おわりに
■バイオシミラーの現況 宇賀神史彦
  1. はじめに
  1. 医療費とバイオシミラー
  2. バイオシミラーの浸透を左右する要素
  3. バイオシミラーの浸透状況
  4. 今後の展望
■バイオシミラーの製造工程について 西野 勝哉,桐原  清
  1. なぜ,エリスロポエチンなのか?
  2. 品質と安全性
  3. 宿主と糖鎖
  4. 生産における課題
  5. 生産技術開発
  6. コンパラビリティ
  7. 開発との連携
  8. 国内からグローバルへ
■EPO バイオシミラーの品質特性から製造販売承認まで 毛利 善一
  1. 開発の背景
  2. 開発の経緯
  3. JR-013 の製造販売承認申請
  4. バイオ後続品ガイドラインとJR-013
  5. バイオ後続品の承認申請項目
  6. バイオ後続品の薬価とJR-013
  7. バイオシミラーEPO の製造販売
  1. おわりに
■EPO バイオシミラー臨床開発のプロセス
 ─比較試験・長期試験─ 小口 健一
  1. はじめに
  1. 第 II / III 相二重盲検比較試験
    治験課題名 JR-013 の血液透析施行中の腎性貧血患者を対象とした
    第 II / III 相二重盲検比較試験
  2. 第 III 相長期投与試験
    治験課題名 JR-013 の血液透析施行中の腎性貧血患者を対象とした長期投与試験
  3. 考察
■腎性貧血治療におけるバイオシミラーの役割 林  松彦
  1. はじめに
  1. 腎性貧血治療のガイドライン
  2. 貧血治療の実情
■EPO バイオシミラーの使用経験
 ─エポエチンアルファBS 注「JCR」の有用性─ 小口 健一
  1. はじめに
  1. 対象
  2. 方法
  3. 評価
  4. 結果
  5. 考察
  1. おわりに
■後続タンパク質性医薬品の課題と展望 早川 堯夫
  1. はじめに
  1. バイオシミラーではなく後続タンパク質性医薬品と称する理由
  2. 後続タンパク質性医薬品に関する国策としての視点
  3. 科学的な視点からみた後続品問題
  4. わが国の後続タンパク質性医薬品の今後の展望
  1. おわりに
■透析療法の歴史(11)透析アミロイドーシスの歴史
 ─病態の解明から治療法の変遷─ 北岡 建樹
  1. はじめに
    透析アミロイドーシスの臨床的な病態研究
    基礎的な研究
    透析治療による影響
    β2-MG のAGE 化
    β2-MG 吸着カラム(リクセル)
    透析アミロイドーシス治療の課題