透析療法ネクスト VII

¥2,860
¥2,860
SOLD OUT
 
税込

編集:秋葉  隆,秋澤 忠男

ISBNコード:978-4-87151-350-0

発行年月日:2008年6月1日

サイズ・頁数:A4判・161頁


[商品説明]腎性貧血をめぐる最新の進歩を公開!!

[目次]

■座談会
司   会:秋葉  隆
討論者:椿原 美治,塚本 雄介,栗山  哲
■特集『腎性貧血を再考する』
■DOPPSからみた世界の腎性貧血治療 齋藤  明
  1. はじめに
  1. DOPPSとその意義
  2. DOPPSと腎性貧血治療の変遷
  3. DOPPSにおける腎性貧血治療の経年的変化と全体的または心血管系合併症による入院・死亡リスク
  1. おわりに
■わが国の腎性貧血治療ガイドラインの現状と課題 平方 秀樹
  1. はじめに
  1. 腎性貧血治療の現状
  2. 目標Hb値に関する知見
  3. K/DOQIガイドライン2007
  4. わが国の腎性貧血治療ガイドライン
  5. 投与経路
  1. おわりに
■世界の腎性貧血治療ガイドラインと目標ヘモグロビン濃度をめぐる課題 秋葉  隆
  1. はじめに
  1. 貧血の定義
  2. 貧血の症状と目標ヘモグロビン値
  3. CHOIR研究とCREATE研究の影響
  4. CRDACにおける論争
  5. 本邦の目標ヘモグロビン濃度の変遷
  1. おわりに
■Cardio-Renal Anemia(CRA)Syndrome 村津 四葉,南学 正臣
  1. Cardio-Renal Anemia(CRA)Syndromeとは
  2. Chronic Kidney Disease(CKD)の定義
  3. CKDの頻度
  4. CKDと貧血
  5. 糖尿病とCRA症候群
  6. 糖尿病固有の心腎連関メカニズム
  1. おわりに
■腎性貧血と心血管合併症 長谷 弘記
  1. はじめに
  1. 透析患者における心血管合併症
  2. 血管石灰化と透析患者
  3. 心機能におよぼす腎性貧血の影響
  4. 腎性貧血治療による心機能変化
  5. 腎性貧血改善と生命予後
  1. おわりに
■腎性貧血治療とQOL 長谷川 毅,福原 俊一
  1. はじめに
  1. 健康関連QOL
  2. SF-36
  3. KDQOL
  4. 腎性貧血治療とHQOL
  1. おわりに
■腎性貧血治療における鉄補充療法と問題点 中西  健,名波 正義,蓮池由起子,倉賀野隆裕
      要旨

    はじめに
  1. 近年解明されてきた鉄代謝:正常鉄代謝と透析患者におこっている鉄代謝異常
  2. 透析患者の鉄の動態
  3. 鉄補充の適応
  4. 経静脈的鉄剤投与後の動態
  5. 透析患者への鉄剤投与
  1. おわりに
■透析医療におけるヒューマンエラー対策の考え方
 ─低リスクシステム構築の条件とエラー対策の発想手順─ 河野龍太郎
  1. はじめに
  1. 医療システムの特徴
  2. ヒューマンエラーとは
  3. 安全なシステム構築の条件
  4. ヒューマンエラー対策の戦略と戦術
  1. おわりに
■ダルベポエチンαによる投与頻度の減少がもたらすメリット 栗原  怜,島崎 玲子,桜井 祐成
  1. はじめに
  1. ダルベポエチンαの特徴
  2. 期待されるメリット
  3. 当施設におけるネスプ®の使用経験
    まとめ
■腎性貧血治療のクリニカルパス 副島 秀久,町田 二郎,町田 健治
  1. クリニカルパスの考え方
  2. Disease managementの概念と目的
  3. 維持透析へのクリニカルパスの応用
  4. 貧血管理のクリニカルパス
  5. 透析医療におけるクリニカルパスの課題と質の向上
■腹膜透析患者の腎性貧血治療 平松  信
  1. はじめに
  1. PD患者の腎性貧血治療ガイドライン作成の背景
  2. PD患者の腎性貧血治療ガイドライン作成の経緯および根拠
  3. PD患者の目標Hb濃度達成における問題点
  4. PD患者におけるダルベポエチンアルファの使用方法
  1. おわりに
■ネスプの開発と特性 渡辺  誠,平井 優紀,秋澤 忠男
  1. はじめに
  1. NESP開発の経緯
  2. NESPの特性と評価
  1. おわりに
■透析療法の歴史(7)─抗凝固薬の歴史─ 北岡 建樹
      はじめに

      ヒルの利用

      ヘパリンによる抗凝固薬

      通常ヘパリン(非分画ヘパリン)

      ヘパリン投与に関する問題

      低分子ヘパリン(分画ヘパリン)の不思議

      メシル酸ナファモスタットの有用性

    その他の抗凝固薬と抗凝固法