乳癌のホルモン療法3 ホルモンレセプター

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著者:野村 雍夫

ISBNコード:978-4-87151-345-6

発行年月日:2007年8月29日

サイズ・頁数:B5判・281頁


[商品説明]臨床医、研究者必携!!
―乳癌のホルモン療法の歴史から最新知見までを網羅-
「110年以上の歴史をもつ乳癌のホルモン療法を、できるだけ広範な基礎的、臨床的な範疇にわたり包括的に網羅しようと試みた。・・・(中略)・・・ERシグナル伝達経路と増殖因子シグナル伝達経路との相互作用が乳癌の増殖を制御するという証拠が蓄積され、これらに対する総合的な干渉が将来の新しいホルモン療法となる可能性が出てきたと考えられる。」(第1巻序文より)

[目次]

I.ホルモンレセプターの歴史的展開
  1. エストロゲンレセプター(ER)に関する初期の研究
  2. 乳癌におけるERとPgRに関する初期の研究
II.ERとPgRの測定法
  1. ER蛋白測定法の種類と特徴
  2. 各種ER蛋白測定法の実際と問題点
III.ホルモンレセプターの構造と機能
  1. ER(ERα)
  2. ERβ
  3. 細胞膜ER
  4. プロゲステロンレセプター(PgR)
  5. アンドロゲンレセプター(AR)
  6. 乳癌のプロラクチンレセプター(PRLR)
  7. 乳癌細胞に存在するその他のレセプター
IV.乳癌におけるホルモンレセプターの変異/異常
  1. 乳癌のERにおける種々の遺伝子変異
  2. ホルモンレセプター mRNA variant とホルモン耐性との関連
  3. 遺伝子変異によらないER発現の変化
  4. ホルモン療法によるER発現の変化
V.乳癌のER,PgRと臨床病理学的・分子生物学的因子との相関性
  1. ヒト乳癌のERと臨床病理学的因子
  2. 乳癌のERと分子生物学的因子
VI.乳癌のホルモン療法の効果予測因子,予後因子としてのER,PgR
  1. ホルモン療法の効果予測因子
  2. 乳癌の予後因子としてのホルモンレセプター